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星空を撮影できる場所は概ね暗い場所になりま
す。
撮影するカメラの機種にもよりますが、高ISO
感度対応の一眼レフでも撮影条件としては周り
に街灯がなく、なるべく暗い場所がベストです。
星の撮影では通常よりもシャッタースピードを
極端に下げます。機種・条件にもよりますが20
秒から30秒程度センサーが開きっぱなしになり
ます。
そうすることで、暗い中でも少ない光を取込む
ことができます。
撮影前にカメラ本体の設定を完了させ、ピント
合わせも完了
さあ、シャッターをきって撮影開始!
そんな時若いカップル連れがやってきてスマホ
で写真を撮影しようとしています。
”ハイ、チーズ!”
その瞬間スマホのフラッシュで辺りが光りまし
た。
はい、ここで質問です。近隣で撮影をしていた
人たちの写真に影響はでるでしょうか?
(答え)
もろ影響が出ます!!!!!!!!!!!
恐らく、そのカップルが撮影していた方角だけ
がとてつもなく光っている写真になりますね。
単品撮影だけしているならまだしも、比較明合
成のために連続撮影していたりタイムラプスの
ための連続撮影している人達がいた場合、もう
最悪ですね。
あと車でやってきてライトでハイビームとかも
最悪です。
星がきれいに見えるスポットはSNSやWEB上で
も位置情報が知れ渡っているため、撮影目的以
外の一般の方も来られるのでしょうがないです。
ただし、撮影目的で行こうと思っている初心者
さんはこれから説明する最低限のマナーは守り
ましょう!
カメラを携えてもしマナーをまもっていないの
であれば冷ややかな目で見られることでしょう
!
①明るい物は使用しない。
スマホの光もはっきり言ってNGです。
車の光も当然NGです。
一応書いておきますけどカメラのストロボは絶
対NGです。
冒頭にも述べましたが、高ISO設定で長時間の
開放撮影をしている人達にとって明るい光は悪
以外の何物でもありませんので、その辺をしっ
かり考慮しましょう。
②ライトは赤いライトを使用する
この赤いライトは天体観測などをされるファン
の方の間では古くから利用されているそうです。
暗闇の中では目をだんだん慣らしていくことで
小さい明るさの星でも見えてくるようになりま
す。
この慣れのことを暗順応というそうです。
数分で人間の目は暗闇に慣れてきますが、せっ
かく慣れた目も車の光やスマホの光を目に入れ
るとリセットされて最初の状態に戻ります。
しかし真っ暗の中では何かと困ります。
そんな時のために際ほど述べた赤い光が役にた
ちます。この赤い光は暗順応にあまり悪影響し
ないそうです。
人間の目にはとてもやさしい赤い光ですが、暗
所での人間の目とカメラの感度では全然違いま
す。
普通のライトよりは暗いですが、高ISO状態の
カメラにとっては悪影響が出ますので、撮影中
の方が近隣にいる場合はなるべく近寄らないよ
うにしましょう。
③騒がない
星景撮影や天体観測をしている人たちは自分た
ちの世界に入っているので、周りでワーワーと
騒ぐのはやめましょう。
普通に迷惑です。
その場所に行ってみるとわかりますが、一種独
特のムードが漂っています。自分も撮影に行く
のであればなおさらですね。
①~③まで最低限のマナーを説明しましたがこ
の3つはマストルールなのでこれから現地にい
って実際に撮影しようと思っている初心者さん
は絶対にルールを守って周りの人たちに迷惑を
かけないようにしましょうね!