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撮影モードの選定方法|シチュエーション別に設定変更


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一眼レフをお持ちの初心者の方に質問です!

撮影する時にカメラの撮影モードは何に設定して
いますか?

”ん、 撮影モードって何?”

そう思ったあなた!
  
カメラのダイヤルを見てみてください。なんだか
色々図柄やアルファベットが書いてないですか?

そのマークがそれぞれ、撮影するシチュエーショ
ン別で専用の設定になっています。

とはいっても、なんのことだか…って感じです
よね?

安心してください、これからゆっくりと解説して
いきますよ~

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各モードの比較

まずは各モードの比較をしてみます。

それぞれのモードの意味は
一眼レフの撮影設定!最低限覚えておきたい設定BEST 4
で解説していますので、そちらをご覧ください。

  
各メーカー別で撮影モードの名称は微妙に違いま
すが大体は同じ内容です。今回のモデルは私が愛
用しているニコンをもとに比較していきたいと思
います。

まず各種モードで行う設定ですが、基本的に大き
く触る部分といえば

➀絞り
➁シャッタースピード
➂ISO

  
この3つかと思いますが、この操作は撮影モード
によって撮影者自身が操作する場合とカメラ側で
の自動制御の場合とで違ってきます。

下の図はその関係性を示した物です。
  
撮影モード操作関係図

補足ですが、図にはありませんがAUTOモード以
外ではホワイトバランス(色味の調整)と露出補
正(明るさの調整)が可能です。

  

AUTOモード

このAUTOモードは初心者の方が必ず使用するモ
ードですが、操作関係図にあるように撮影者側
で設定はできないので全ての設定がカメラ側で
行います。

AUTOモードは表以外に露出やホワイトバランス
もAUTOになっているので、撮影後にもう少し露
出を明るくしたいとか、ホワイトバランスを調
整したい場合でも撮影者側では操作ができません。

初めて一眼レフで撮影したときにイメージと違っ
ていて、なんだかスマホで撮影したほうがきれい
だなと感じたことはありませんか?
  
AUTOモードは調整ができないので、一眼レフで
すごくいい写真が取れると期待して撮影したけ
ど何も自分で微調整ができないためイメージと
のギャップを感じ、一眼レフって大したことな
いなと思ってしまう悪い要因の一つです。

AUTOモードはカメラ側でその時々にあった設定
に自動調整してくれますが、人間の目で実際に
見た場合は違和感を感じる場合があります。

  
デメリットばかりあげましたが、一眼レフを買
ったばかりの時は一眼レフで撮影をすることに
慣れる意味では、AUTOモードを活用するのは
良いかと思います。

またとっさの時などイチイチ設定をする時間が
無いときや、旅先で他の人にシャッターを切っ
てもらう場合は重宝することでしょう。
  

AUTOモードまとめ

AUTOモードを使うシチュエーションとしては
以下がまとめとなります。

①一眼レフを購入したばかりの時
②シャッターチャンスを逃したくないとっさの
 場合
③旅先などで他人にシャッターを切ってもらう
 場合など

※各種設定の調整は撮影者側ではできない。
  

(P)プログラムモード

次にプログラムモードですが、このモードは先
ほどのAUTOモードとよく似ていますが撮影者
側で設定できる項目があります。

基本的には

絞り、シャッタースピード、ISOはデフォルト
設定ではAUTOになっているが撮影者側で設定
可能です。
  
またホワイトバランスと露出補正もデフォルト
設定はAUTOですが上記同様に、撮影者側で微
調整が可能です。

基本的にAUTOなんだけど、自分の好みで調整
ができるいわゆるセミオートなのがプログラム
モードってことになりますね。

例えばなんですが暗がりで撮影したときに露出
を調整したかったり、原色系の被写体を撮影し
たときに色味の調整をしたかったり、はたまた
風景や人物を撮影したときに明るさの調整をし
たかったりと微調整したいことがたくさんでて
きます。
  
ところがです、これらをAUTOモードで撮影し
た場合はですね一切の調整が効きません(汗)

スマホなどのAUTOはかなり出来がいいので
撮影後に色々と調整できたりフィルターをか
けたりできるので、そこそこ見た目的にも良
い写真が出来上がります。

一方一眼レフの場合は撮影後に調整を行うに
はPC上で現像ソフトでの各種調整となり、こ
のあたりの調整補正の扱い易さはスマホに軍
配があがるかもしれません。
  
ただしインスタやブログにアップする場合等
の話であって実際にプリントアウトしたり、
引き延ばしたりトリミングなど行う場合は一
眼レフには及ばないでしょう。

スマホから一眼レフに乗り換えた初心者のか
たが、一眼レフにガッカリするポイントの一
つでもありすまが、一眼レフはAUTOモード
以外で撮影してこそ本来の性能を発揮します。

一眼レフ購入後にAUTOモードでの撮影に慣
れたらプログラムモードを取り入れみましょう。

AUTOモードでのカメラ任せの設定だと、撮
影後になんか自分の思ってたイメージと違う
んだよなぁって言うことが多々あります。

プログラムモードだと調整が効きますから
ご自分のイメージに近くことと思います。
  

では初心者さんがプログラムモードで撮影
するパターンですが、絞り、シャッタース
ピード、ISOはカメラ任せにして、ホワイ
トバランスと露出補正の調整を行うことに
取り組んでみてください。

ホワイトバランスと露出補正を行うだけで
も写真の雰囲気はガラッと変わります。

  

ホワイトバランス

撮影後に写真を確認した時に青みがかっていたり
、自分の目で見たものと違う仕上がりになったり
することありませんか?

AUTOモードだとこの辺りの調整はまったくでき
ませんが、プログラムモードだと色味の調整は
ホワイトバランスの設定を替えることで変更で
きます!
  
ホワイトバランスの設定を開くと晴れのマーク
や雲のマーク、その他に蛍光灯など色々とあり
ますが2つの事だけ覚えておけばホワイトバラ
ンスの調整で失敗することは無いかと思います。

その2つとは
①屋外のパターン→☀️の太陽のマーク
②屋内のパターン→AUTO

ただし、②の屋内は夕方以降に照明がついてい
る室内に限ります。
   
日中の室内で日の光が射し込むようなシチュエ
ーションの場合は☀️の太陽のマークで大丈夫です。

実際にホワイトバランスを調整する場合多様な調
整のパターンが存在しますが、我々はプロではな
いのでパット見て違和感がなければ十分ではない
でしょうか?

この設定だと2つを気にするだけでいいので初心
者さんにも優しいかと思います。
  

露出補正

つぎに写真の明るさの調整についてです。

色味の調整はホワイトバランスで調整すると説明
しましたが、明るさは露出の調整で行います。

露出補正はプラス側かマイナス側に数字を寄せる
ことで明るさが変化します。
  

0を境にして、プラス側に寄せていくと画面表示
は明るくなっていきます。

逆にマイナス側に寄せていくと、画面表示は暗く
なっていきます。

数字の調整は自分の好みに合うまで調整すれば良
いのですが、初心者の方では難しいことと思いま
す。

一般的には数字は目盛り2つ分づつ調整したりし
ますが、それでも足りない場合は更に2つずらし
ます。
  
合計4つ分の目盛りを調整することになりますが
、かなり画面表示に変化がでてきます。

あまり、濃淡がつきすぎたら微調整で1つづらし
てみましょう。

何度も調整しているうちに結果どれが良いか分か
らなくなることもあるかと思いますが、そんな時
は何も考えず目盛りを2、4、6づつで撮影しまし
ょう。

  
とにかく撮影に専念して、露出の選定は自宅で確
認して良かった物をチョイス、その他は削除すれ
ばOKです。

いちばんいけないのは撮りっぱなしで確認しない
ことです。必ず撮影終了した後にデータを確認し
て、どの露出が良かったのかを確認しましょう。

そうすることで露出に関する経験値も上がってい
くので、いずれは瞬間的に適正な露出を判断でき
るうようになってきます。
  

プログラムモードまとめ

①AUTOモードと同様、初心者でも気軽に撮影できる。

②AUTOモードではできない、ホワイトバランスと露出補正が可能。

  

(A)絞り優先モード

絞り優先モードは静止している風景や人物を撮影
する場合に適しています。

初心者のみなさんはプログラムモードで、ホワイ
トバランスと露出補正を学んだあとは、この絞り
優先モードを習得しましょう。

  

ボケ味を体感しよう!

一眼レフの醍醐味とも言える”被写界深度”いわゆ
る”ボケ味”ですが、絞り優先モードではこの”ボ
ケ味”を鮮明に表現することができます。

ボケ味をコントールすることで被写体をより一層
目立たせることができるので一眼レフで写真を撮
ってるぜといった感覚を堪能できることでしょう。

ボケ味

設定を行うポイントは絞りのみで、シャッタース
ピードはカメラ側で行ってくれるので構図とボケ
味を検討しながら撮影できます。

  

暗所での撮影時は注意ポイントがある!

シャッタースピードは自動制御ですが、一つだけ
注意しなければならないことがあります。

それは暗い場面での撮影です。

  

シャッタースピードはカメラ側での自動制御とな
るため、暗所撮影ではシャッタースピードが遅く
なります。

シャッタースピードが遅くなると何がいけないの
かというと…

”手振れ”の原因になります。

  

よく言われるのはシャッタースピードが焦点距離
の数字を下回らないよう
にすべきと言われていま
す。

具体的に言うと、50mmのレンズを使用して撮影し
た場合には1/50秒を下回ると手振れの危険信号で
すよということです。

  

どうしてもシャッタースピードが遅くなりすぎる
場合は、ISOを上げるかF値を一段絞るなどして調
整してあげると手振れを抑えやすくなります。

ここでも注意点が一つ!

シャッタースピードをあげることにばかり気を取
られ、やみくもにISOを上げすぎると今度はノイ
ズが発生
してしまい、せっかくの写真も台無しで
す。

冒頭に絞り優先モードは絞りだけを調整すれば良
いとうたいましたが、実際にはシャッタースピー
ドやISOなども調整する必要があります。

これはAUTO以外のモードには全て当てはまります
が、撮影者のイメージを反映させるための設定調
整ですから面倒だなぁと思わないでくださいね!

この設定調整こそが一眼レフの機能を使いこなす
ための技術なんですよ~
  




絞り優先モードまとめ

➀静止している風景・人物撮影に適している。

➁一眼レフの醍醐味を堪能できるモード!
 
➂暗所撮影はシャッタースピードにも気を配ろう!
 ※ 1/焦点距離を下回らないように注意

  

(S)シャッタースピード優先モード

次にシャッタースピード優先モードですが、この
モードを使う場面は躍動感のある写真を撮影した
い時に使います。

たとえば子供の運動会であったり、車のレースで
あったり、はたまた飛行機などの撮影。

あと滝や花火などの動きがあるものを幻想的に写
したい時などに活躍するモードです。
  

調整ポイントは?

絞り優先モードでは絞りに専念しましたが、シャ
ッタースピード優先モードではもちろん、シャッ
タースピードを調整することが第一条件です。

絞り優先モードでもお伝えしましたが、補助的に
ISOやホワイトバランス、露出などもその時々で
微調整は必要になります。

  
また絞り優先モード同様に、1/焦点距離を意識し
て撮影するようにしましょう。

焦点距離を下回るシャッタースピードでは手振れ
を発生させるリスクが高まります。

注意するポイントは?

シャッタースピード優先モードで下記の二つを覚
えておくと実際の撮影時に役立ちます!

➀シャッタースピードが遅い → 明るい写真
➁シャッタースピードが早い → 暗い写真

これは光を取り込む時間に関係があり、➀のシャ
ッタースピードが遅い場合はシャッターが開いて
いる時間が長いので光を取り込む量が多くなり、
結果明るい写真が出来上がります。
  
➁は逆で取り込む光の量が少ないので、暗い写真
になります。

撮影後に明るかったり、暗かったりする場合はこ
の関係を覚えておくと、シャッタースピードをど
ちらに調整すればよいか一目瞭然ですね。
  

シャッタースピード優先モードまとめ

➀被写体に動きがある場合の撮影に向いている。

➁シャッタースピードの早・遅で写真の明暗が
 決まる。

(M)マニュアルモード

このモードはすべての設定を撮影者が行います。

しぼり、シャッタースピード、ホワイトバラン
ス、ISO、露出補正

この全ての設定を瞬時に行うなどは、到底無理
なので被写体にじっくり向かい合って撮影を行
う場合に適しています。

夜景や、花火、月や星空などを撮影するとき等
に使用したりしますが、私は星景写真の撮影な
どによく利用します。

だいたい
ISO-3200
F値-レンズによるが解放値
シャッタースピード-20~30秒

シチュエーションにもよりますが、おおよそ
設定はきまっているので後は微調整を都度お
こないます。

設定値が分かってないと使いづらい

先にお話したようにマニュアルモードは全て
を自分で設定しなければならないので、設定
値が分かってないと最適な設定値をだすには
時間がかかります。

設定値が分かっていると微調整をするだけで
済むので、使い易いですが設定値が分かって
いないと、どつぼにはまります。

初心者にマニュアルモードはきつい

初心者さんは何を設定したらよいか分からな
いと思います。

マニュアルモードは使いこなすには、一眼レ
フに搭載されている全モードを理解していな
いと使いこなせません。

車の運転でもそうですが、免許を取り立ての
初心者がスポーツカーに乗っても能力を十分
に引き出すことはできません。

まずは軽4などで、基本技術を毎日繰り返す
ことで経験値も上がっていきます。

最初は車庫入れなども時間がとてもかかり、
一回できまりませんが、慣れてくると一発で
決まります。

車の運転に例えましたがマニュアルモード
も同様で、ある程度の経験値がないと使い
こなすのは難しいということです。

基本技術と経験値がないままにマニュアル
モードを使っても、失敗写真を量産するだ
けになります。

そもそも、絞り優先モードやシャッタースピー
ド優先モードなどを使いこなせていない状態で
マニュアルモードを使うには無理があります。

まずは絞り、シャッタースピード優先モードで
基本を理解してからにしましょう。

マニュアルモードまとめ

①マニュアルモードは全ての設定を自分で行い
 ます。

②設定を自分で全て行うので基本技術がないと
 使いこなすのは難しい

③シチュエーションにあう設定値を覚えておく
 と設定は微調整だけで済む

モードまとめ

いかがでしたでしょうか?

各モードについて説明してまいりましたが、ま
ずはAUTOモードの卒業を目指して絞り優先、
シャッタースピード優先モードをしっかり練習
して基本技術を習得しましょう。

合わせて露出補正やホワイトバランスの微調整
も覚えると、写真の技術は格段にアップします。

一歩ずつゆっくり、気長に取り組んでみて下さい。

   
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