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写真のヒストグラムの正しい見方が分かると写
真撮影だけでなく現像やレタッチにも役立つの
をご存知でしょうか?
一眼レフ初心者にとってヒストグラムという言
葉は聞き慣れず、とても難しそうに思われがち
ですが、わかりやすヒストグラムの見方や特徴
について解説をしていきます。
ヒストグラムとは
ヒストグラムとは、一般的には度数分布図と言
われます。
写真界でのヒストグラムとは、横軸に明るさ、
縦軸にその画素数(点)を積み上げたグラフで
あり、この写真がどのくらいの明るさがあるか
など、露出レベルの傾向や写真全体の諧調を確
認する目安になります。
ヒストグラムの見方
写真データは、一つ一つの点(ピクセル)の集
まりで構成されます。当然写真には明暗があり
ますが、ヒストグラムとは、どれくらいの明る
さの点がどれくらいあるかを分かり易く示した
表です。
一番左は真っ黒で右に行くほど明るくなり、一
番右は真っ白となります。縦軸は明るさを示し、
高い方がその割合は多くなります。
ヒストグラムを見ると、明暗さ、露出の失敗、
不自然なコントラストなどをある程度判別で
きるのです。
パターンは5種類あります。
理想的なヒストグラム
明るさのバランスが良い写真は、暗い部分や
明るい部分が程よくあり、グラフの山が両端に
偏ることもなく平均的になっています。
露出オーバーな写真
露出がオーバーな写真は、明るいピクセルが多
いためグラフの右端が積み上がったままになり
右端が突出します。これは、明るい部分の諧調
が失われて白一色になっている状態で、白飛び
写真と呼びます。
露出アンダーな写真
露出がアンダーな写真は、左側が積みあがった
ままになって左端が途切れています。これは、
黒の部分がたくさんあるという意味で黒つぶれ
と呼ばれ、暗い部分の諧調が失われています。
コントラストが強過ぎる写真
コントラストの強い写真は、ヒストグラムの左
右に積み重ねが見られ、中央が少なくなる傾向
があります。極端に強い場合、写真が不自然に
なるので注意が必要です。
コントラストが弱過ぎる写真
コントラストの弱い写真は、ヒストグラムの左
右にスペースができ、真ん中付近に積み上がり
が集中します。全体的に中間色が多いため、イ
ンパクトの少ない眠い感じの写真になります。
まとめ
ヒストグラムの特性を理解しているか否かで、
写真の出来栄えに違いが出てきます。
ヒストグラムを見ることで、露出、明るさなど
を即座にチェックできます。
ヒストグラムはあくまでも目安であり、自分の
撮影スタイルを優先的に考えながら今後の撮影
に役立ててみてください。