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この記事にたどりついた方はHDR写真に興味
を持たれている初心者の方だと思います。
トップ画像みたいな画像にするにはどうすれ
ばよいか?
ここで解説している記事を読み終わるころに
は初心者の方でもHDR処理はどうすれば習得
できるのか理解できます。
そもそもHDRとはなにか?
写真を撮影するときのシチュエーションによ
っては、明るい部分と暗い分が混在する場面
に遭遇することがたまにあります。
こんなとき普通に撮影したら明暗ともにどち
らも写真の中に収めることはできません。
人間の目でとらえる景色の明暗とカメラのセ
ンサーが認識する明暗では差があります。
撮影した後に確認してみて違和感を感じるの
はその違いの為です。
HDRとは明るさの異なった数枚の写真を合成
する技術のことでHDRはHigh Dynamic
RangeImagingの頭文字を省略したものです。
ダイナミックレンジは暗所の代表である星空
をマイナス側として、太陽のようにとても明
るい物をプラス側として幅をきめています。
先ほどの例でもわかるように人間の目の方が
高性能で明暗を同時に認識することができま
すが、カメラはどちらかに偏ります。
人間の目のように明暗を同時に表現したいと
きにHDRを用いたりします。
HDRを行うために必要なもの
2.PC
3.HDR処理ソフト
4.レタッチソフト(Lightloom,Photoshop)
5.三脚
1.一眼レフカメラもしくはコンデジ
ブラケット撮影機能が搭載されているカメラの
方がいいですがなくても大丈夫です。
ブラケット撮影に関しては後ほど解説いたします。
2.PC
PCはあまり古い物ですと処理に時間がかかりす
ぎますので最低でもCOREi5以上くらいが推奨です。
3.HDR処理ソフト
ソフトは色々ありますが今回は”Photomatix”を
利用した解説を行っていきます。
4.レタッチソフト
レタッチも有料・無料と様々ですがこの記事で
はLightloomで調整を行います。
5.三脚
HDRの元データは数枚連射で撮影します。
シチュエーションによってはシャッタースピー
ドが落ちる場合があるので三脚はマストアイテ
ムといえるでしょう。
安くてもいいので三脚は必ず用意しておきまし
ょう。
これなんかハードオフで¥2,000で買ったやつ
ですが全然使えます。はじめはこんなやつで
大丈夫です。
HDRのソフトについて
HDRのソフトは有料・無料とあります。
無料と有料を比較するとやはり有料の物の方が
処理出来る機能・種類が多いです。
金額にして1万円前後くらいの物が多いです。
今回取り上げている”Photomatix“ですがこれ
は本来は有料ですが条件付きで無料で使うこと
ができます。
その条件とは”HDR処理した画像に
Photomatixのクレジットがはいります。
この記事の冒頭に貼り付けている画像を見ても
らえると一目瞭然ですがクレジットが入っています。
自分で練習に使うには良いのですが、ブロブや
SNSなどにアップする場合はちょっと使えない
ですよね。
クレジットが入る代わりに機能自体は制限もな
く、有料版と変わりありません。
HDRを体験してみたいという方にはおすすめの
ソフトです。
実際に使ってみて続けてみたい方は課金すれば
有料版にアップグレードできるのでまずは無料
版で体験してみると良いでしょう。
有料版は¥9,900ですがもっと安く購入できる
裏技があります。
HDRを始めるにあたって私も購入したこの一冊
の本ですが、この本を購入するとなんと30%
OFFになる特典付きなんです!
この書籍は新品で購入すると約¥2,000なので
30% offの特典を利用しても実際には¥1,000
しかやすくなりませんが…
中古で購入すると約¥1,000なので普通に
Photomatixを購入するよりは¥2,000は安く
購入できます。
アマゾンだと在庫の変動で中古価格もある程度
代わりますが現在は大体¥1,000くらいで落ち
着いているみたいです。
HDR簡単3ステップ! Photomatixで実践してみる
HDRをやるにはソフトがないと話になりませ
んのでここではPhotomatixを無料ダウンロ
ードした前提で話を進めさせていただきます。
>Photomatix ダウンロードはこちらから<
ダウンロード、インストールは無料だし
やってみて気に入らなければ使わなくてい
いだけです。
無料なのでとりあえず入れてみてください。
ステップ1.カメラの設定を行う
2.モードはA優先(絞り優先)モードに設定
3.F値を設定する
4.ISOは固定する
5.オートブラケットモードにする
(3枚~5枚程度)
6.ホワイトバランスを設定
(オートでも問題ない)
7.連射モードで撮影
※私の愛機はニコンなので基本説明は全てニコ
ンで解説していますのであしからず。
1.画質はRAWに設定
画質ですが普段はJPEGで保存すると思い
ますが、HDRではRAWで保存しましょう。
JPEGは撮影した100%のデータではなく少し
情報をそぎ落としています。
RAWは写真本来の100%の情報を持っているので
HDR合成するためにはRAWが向いています。
2.撮影設定
HDRに使う素材を撮影する場合は絞り優先モード
が向いています。
3.F値を設定
普段一眼レフで撮影する場合はボケ味が良
いとされていますが、ことHDRではボケは
必要ありません。
パンフォーカスが望ましいのですが、必要
以上にF値を上げすぎるとレンズの回折現象
でモヤっとした感じになってしまうので、
F値は8~11くらいが一番良いでしょう!
4.ISOを設置
ISO値は一番低い設定値で行うのが良いですが
その時々のシチュエーションで変わると思い
ますので現地での微調整が必要になります。
一番低い数値から上げていくのが良いでしょう。
5.オートブラケット設定をする
HDRは1枚でもHDR風にすることはできますが、
基本的には露出を変えた数枚の写真をHDR合成
します。
カメラの内部設定は液晶画面を見ながら確実に
設定しましょう。
ニコンの場合はカメラ外部にブラケットの撮影
枚数を設定するボタンがついています。
このボタンを押しながらサブ液晶についている
ダイヤルを回わすと撮影枚数と露出値を変更で
きます。
6.ホワイトバランスの設定
これは基本オートでも問題ないので特に触れま
せんが、どうしても調整したい場合は好みで調
整してみてください。
7.連射モードの設定
オートブラケット設定を行ったらあわせて連射
モードの設定を行いましょう。
HDRでは同じ構図の写真を合成するので連射で
素早く撮影する事が肝心です。
左上のダイヤルを回して連射モードにします。
オートブラケットで3枚撮影設定にしている場
合はシャッターを押し続けても3枚で止まりま
す。
連射モードに設定
ステップ2.元になるデータを撮影しよう
基本的には露出値が異なる写真を3枚~5枚程度
撮影します。
今回は3枚で設定
暗い場所の中に明るい部分があるパターン。
こういうパターンが一番HDRでわかりやすいかと。
試しに室内で撮影してみました。
(露出-2.0)
(露出+-2.0)
(露出+2.0)
ステップ.3 PhotomatixでHDR処理してみよう
ほいじゃぁPhotomatixでHDR処理してみます。
Photomatixにさっきの写真をぶち込みます!
RAWデータを選択しましょう。
ここでパソコンがぼろかったら時間がめちゃかかります。
待つこと数十秒….
とりあえずHDR処理は完了!
見た目がなんか悪いですね(=o=)
ちなみに初心者の皆さまに分かりやすくするよ
うに無料版のPhotomatixでしょりしているの
で完成画像にクレジットがはいっています。
HDR合成しただけではまだ下ごしらえの段階な
のでこれからレタッチソフトを利用して味付け
していきます。
Lightroomで更に味付けをする
先ほどのHDR処理したデータを今度はレタッチ
ソフトで調整していきます。
今回はlightloomを使用します。
lightroomにPhotomaixでHDRしょりしたデー
タをぶち込みます。
4隅が暗かったり、ノイズが多かったりヒスト
グラムもばらつきがあります。
こちを色々いじくると…
こんな感じになります。
ノイズも消えて全体的に明るくなりましたね。
最初暗かった部分も明るく浮き出ました。
lightroomもPhotomatixも直感的に触れる
ソフトなので取りあえず自分で色々触ってみる
のが上達の近道かと思います。
lightroomは月額980円で利用でき、やめたか
ったら翌月で契約解除できます。
lightroomも7日間は無料で使えるのでお試し
で使ってみると良いでしょう。まずは触ってみ
ないと何も分かりませんからね。
HDRまとめ
HDRについて駆け足で解説してきましたがいか
がでしたでしょうか?
一見難しそうなHDR処理ですがやってることは
さほど難しくありません。
カメラの設定も簡単ですし、Photomatixも
lightloomも直感的に操作できるソフトなの
で自分で納得するまで触ってみると良いしょう。
それが上達の近道です。
無料で始めれるのでまずはインストールして
触ってみて下さいね。
そのあとは色んな人の作品を参考に調整して
いくと自分の好みの調整がに身に付きます。
まずはトライしてみましょう。