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静止物を撮影するにあたって、覚えておきたい
スキルの一つが「フォーカスロック」です。
フォーカスロックを習得することで、スムーズ
に撮影できるようになり、満足のいく写真が撮
りやすくなります。
この記事ではフォーカスロックの意味を解説す
るとともに、使うべきタイミングなども併せて
紹介します。
フォーカスロックを使えば、構図を変えて写真撮影が出来る
フォーカスロックを覚えれば、撮影が楽になり
ます。
フォーカスロックの意味
フォーカスロックとは、オートフォーカスで合
わせたピントを固定したままにできる機能のこ
とです。
本来であれば一度ピントを合わせても、カメラ
を動かしてしまうと、ピントが解除されてしま
います。
しかしフォーカスロックを使うことで、カメラ
を動かしてしまっても、ピントが合った状態を
維持してくれます。
フォーカスロックは構図を変えた写真撮影が楽になる
ピントを維持してくれることで、構図を変えた
写真撮影が楽になります。
写真は構図によって見え方・印象がかなり変わ
ります。
フォーカスロックを使わない場合、構図を変え
るたびにピントを合わせ直す手間が掛かります。
しかしフォーカスロックを使えばピントを合わ
せ直す必要が無いので、構図を変えた写真撮影
が簡単になるのです。
フォーカスロックは静止物撮影時に役立つ
フォーカスロックが力を発揮するのは、静止物
撮影時です。
ピントがあったままの状態を維持するためには、
被写体との距離を変えないことが条件になりま
す。
つまり被写体が動かないことが、フォーカスロ
ックを使うための条件とも言えます。
静止物を撮影する時に、様々な構図を変えたい
ときにこそ、フォーカスロックが力を発揮する
のです。
フォーカスロックの操作方法
フォーカスロックの操作方法を、実際の一眼レ
フを用いて実際に解説します。
今回はNIKON D7500をモデルに解説しますが、
他の一眼レフでも操作方法はだいたい同じかと
思います。
- ピントを合わせたい被写体に対して、シャッタ
ーボタンを半押しする - シャッターボタンを半押しにした状態で「AE-L」
ボタンを押し続ける。この時シャッターボタン
から指を離しても、ピントを維持してくれる - カメラを動かして構図を決めたら、シャッター
ボタンを押して撮影
ピントが合わないときに見るべきポイント
フォーカスロックを活用しようと思っても、ピ
ントが合わない時があるかもしれません。
ピントが合わないときに見るべきポイントを3
つ解説します。
1.マニュアルフォーカスになっていないか
カメラおよびレンズの設定がマニュアルフォー
カスになっていないことを確認しましょう。
フォーカスロックはオートフォーカスで合わせ
たピントを維持するための機能なので、マニュ
アルフォーカスの時は機能しません。
そのためフォーカスロックが出来ないときは、
カメラ本体およびレンズのフォーカスモードを
確認してみましょう。
2.カメラの設定が適切であるか
またカメラによってはシャッターボタンを変更
することも出来るので、その設定が適切である
ことも確認しましょう。
シャッターボタン設定でよくいじるのが、「親
指AF」を活用する場合でしょうか。
このような設定にしてしまうと、フォーカスロ
ックをするコマンドが他のボタンに移行してし
まうために、機能しない可能性があります。
もしシャッターボタンの設定をいじったことが
ある場合は、カメラ本体の設定からボタン機能
の位置を再度確認してみましょう。
3.被写体が近すぎないか
またピントが合わない要因の一つとして、被写
体が近すぎることも挙げられます。
カメラレンズにはピントを合わせられるための
最小距離が設定されています。
被写体とレンズがその距離よりも近い場合は、
物理的にピントを合わせられません。
もしカメラの設定に異常が無い場合は、被写体
との距離を一歩離して、もう一度撮影してみま
しょう。
フォーカスロックに適さない被写体
フォーカスロックは様々な構図で撮影するため
にうってつけの機能ですが、一方で適さない被
写体もいくつかあります。
一例としては以下のような被写体です。
- 光沢のあったり、光の反射をしやすい被写体
- 花の雄しべ・めしべの先っぽなど、非常に細か
いポイント - 動物や乗り物など、動きのある被写体
- 背景と被写体の色合いに差が小さい場合
- ガラスや水面など、透明な物質
これらの物質はフォーカスロックでの撮影には
適さないので、オートフォーカスでピントを都
度合わせ直したり、場合によってはマニュアル
フォーカスを活用しましょう。
まとめ
フォーカスロックと覚えておくと、写真撮影が
非常に楽になります。
【フォーカスロックとは】
- オートフォーカスで合わせたピントを、カメラ
を動かしても維持してくれる - フォーカスロックを使うことで構図を変えなが
らの撮影が簡単になる - 静止物の被写体を撮影する時に適している
同じ被写体でも構図が変わることで、写真から
見える雰囲気は大きく違います。
そして様々な構図で撮影するにあたって、フォ
ーカスロックは非常に便利な機能です。
ぜひフォーカスロックを活用して、写真撮影を
楽しんでくださいね。
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