設定技術と知識がないと宝の持ち腐れ
このページにたどり着いた方は恐らく一眼レフ初心者の方だと思います。
既にカメラをお持ちの方もいらっしゃれば、これからカメラを購入しようとしている方もいらっしゃることでしょう。
そんな初心者の方の向けて、これから一眼レフを楽しむためにお役立ち情報を解説していきたいと思います。
今までスマホで撮影していたけど、一眼レフを購入して劇的にカッコイイ写真が撮影できた・・・
はずだったのに、いつもイメージと違う写真にしか仕上がらない。
そんなお悩みも、基礎知識と最低限の技術を身に付ければスマホ以上の写真に仕上がりますよ。
撮影モードは何を選択していますか?
一眼レフカメラには撮影する条件や設定に応じて撮影モードを選べます。
これはビギナーモデルでも当然ついている機能で大体シャッターの近所に配置されています。
色々撮影モードがありますが、初心者の方は大体”AUTO” モードで撮影されていることだと思います。
別に”AUTO” モードを否定しているわけではなのですが、このモードだと一眼レフカメラの能力の半分も使えていないので、AUTOモードばかりでの撮影ではスマホに負けるかもしれません。
最近のスマホもかなり性能が良くなってきていますから、AUTOモードの撮って出し現像で比較するとスマホに軍配が上がるかもしれません…
でも安心してください、一眼レフカメラは色んな設定ができますから設定を変えてあげることで、スマホに圧勝できますよ!
各種撮影モードについて
一眼レフの撮影設定!最低限覚えておきたい設定BEST 4
でも紹介していますが、一眼レフの撮影設定をしっかり把握して身につけることが、一眼レフを使いこなす近道ですし、モチベーションアップにもつながります。
AUTOモードでうまく撮れないから面白くなくなってタンスの肥やしにするのだけは避けましょうね!
ではでは改めて撮影モードの紹介です。
各メーカーで呼び名は違えど、大体撮影モードは4種類に分別され撮影の意図に応じてシャッタースピードと絞りの各種細かい設定を自分で調整したり、カメラに部分的に任せるセミオートにしたり色々な組み合わせが可能です。
P プログラムオート
シャッターチャンスを逃したくないスナップ撮影の場面に用いたりします。このモードはシャッタースピードと絞りの両方をカメラ側で制御します。
S シャッター優先オート
被写体の動きを強調したい場面に用いると良いでしょう。
シャッタースピードを自分で設定して、絞りはカメラ側で制御します。
A 絞り優先オート
背景のぼかし方を調節して撮影したいときに使用します。絞り値は自分で設定しますが、シャッタースピードはカメラ側で制御します。
M マニュアル
シャッタースピードと絞り値の両方を自分で設定します。長時間露光などはこのモードを使用します。
露出補正
一眼レフの撮影設定は先に解説のあった4種のモード以外にも露出補正などがあります。
この露出補正をプラス側にふったり、マイナス側に調整することで仕上がりが明るくなったり、暗くなったりと大きく影響します。
この露出補正は意識して調整を行うことで写真の出来栄えがおおきく変わりますから、しっかり理解して身につけましょう。
ホワイトバランスで色味を変える
写真の明るさ調整は露出補正で行いますが、深みと言うか色味の調整はホワイトバランスで調整を行います。
ホワイトバランスは基本的にオートホワイトバランスになっていますが、ホワイトバランスもシチュエーションによっていろんなモードがあるので、各種モードを覚えていきましょう。
撮影モード・露出補正・WBをとにかくマスター!
とにもかくにも、上記3つは必ず覚えていきましょう。
冒頭にありましたが、一眼レフは最低限の設定技術と知識がなければ宝の持ち腐れになりますが、逆に身につければ一眼レフの性能をうまく引き出せるようになると思います。
ここから先で更に細かく解説していきますよ!