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「明るいレンズ」の意味とは?メリットデメリットを解説

「明るいレンズが良いレンズ」という話を聞い
たことありませんか?
 
「明るいレンズ」と言われるものほど、高価に
なります。
 
しかし明るいレンズの特徴などを把握していな
いと、装着したとしても、いい写真が撮れると
は限らないです。
 
そこでこの記事では、明るいレンズの特徴と、
効果を発揮する場面を解説します。
 

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明るいレンズの意味について

「明るいレンズ」とは、F値が2.8以下のものを
指すことが多いです。
 
F値が小さいものほど「明るい」、大きいほど
「暗い」と表現されます。
 

ちなみに私が最初に購入したのは定番の単焦点
ニコンの35mm-1.8です。
ニコンの35mm-1.8
初心者には価格もお手頃で被写体との距離感を
勉強するには良いレンズかと思います。

次は星の撮影ように購入したのがsamyangの
14mm-2.8です
samyangの 14mm-2.8
このレンズは普通に使うと歪みがすごいので、
あまり使えませんが星景写真の撮影には使え
ます。

このレンズはこの焦点距離とf値を考えると
破格です。移りもアマチュアレベルだと全然
満足できます。


一眼レフになれてきたらそのうち明るい単焦点
レンズが欲しくなってきますが、高価でハイグ
レードなものはかえませんからね。

  
レンズはピンきりなので上で解説した入門用の
単焦点から始まってプロが使う高価なモデルま
で様々なラインナップが存在します。

ニコンを例にとって下のカタログにあるような
ものが代表例です。

明るい広角ズーム
↑NIKON レンズカタログより。レンズ名称のと
ころに「f/〇〇」と記載がある部分が、そのレ
ンズのF値である
 
実際にF値が小さいほどレンズに取り込む光の
量が多いため、必然的に明るくなります。
 
【用語解説】
F値:
レンズの絞り値のこと。絞りによって光を取り
込む量を調節しており、絞りを開いている=
F値が低い、絞りを閉じている=F値が高い
 
絞り開放
↑絞りが開いている状態
 
絞り最小
↑絞りが閉じている状態
 

明るいレンズのメリット

明るいレンズを使いこなすためには、メリット
を知っておかなければいけません。
 
そこで明るいレンズを使用するメリットを解説
します。
 

画質を維持したままシャッタースピードを速く出来る

明るいレンズは画質を維持したまま、シャッタ
ースピードが速い状態で撮影できます。

 
シャッタースピードを速くするためには、シャ
ッターモードで調整する以外に、以下の方法を
取ることになります。
 

  • 撮影場所の光量を増やす
  • ISO感度を上げる

 
実際には光量を上げられる状況は少ないため、
ISO感度を上げることになるのですが、ISO感度
を上げると画質が落ちてしまいます。
 
しかし明るいレンズであれば取り込める光量が
多くなるので、ISO感度の上げ幅を低くするこ
とが出来ます。
 
そのためシャッタースピードを上げたとしても、
ある程度画質を維持したまま撮影できるのです。
 

ボケを大きく出来る

明るいレンズのもう一つの特徴は、写真のボケ
を大きく出来ることです。
 
写真のF値とボケの大きさは反比例する傾向に
あり、F値が小さいほどボケが大きくなります。
 
そのため明るいレンズほどボケが大きくなり、
ピントの合った部分が強調して見えるようにな
るのです。
 
実際にF値を調節して、撮影してみました。
 
まずF値5.6の写真がこちらです。
 
F値5.6
 
続いてF値を2.8まで小さくして、明るくしてみ
ました。
 
F値2.8
 
1枚目の写真よりも、ボケの範囲が大きくなっ
ているのがおわかりいただけると思います。
 
最後にF値を9.0にして1枚目よりも大きくして
みました。
 
F値9.0
 
背景までかなりくっきり映るようになりました。
 
このようにF値を調節することで、ボケの範囲
も変わるのです。
   

明るいレンズのデメリット

明るいレンズの特徴を生かせば、写真撮影が楽
しくなりますが、一方でデメリットもあります。
 

明るいほど高価になる

まず明るいレンズほど値段が高額になる傾向に
あります。

 
実際にNIKONの同じ焦点距離でF値が異なるレン
ズの金額を比較してみました。
 

  • AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G:
    253,000円
  • AF-P DX Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G:
    41,250円

 
レンズが一段明るくなるだけで、値段が格段に
上がってしまうのです。
 

大きく重くなる

また明るいレンズほどサイズが大きく、重くな
る傾向にあります。
 
理由としては明るいレンズはより多くの光を取
り込むために、レンズの直径が大きくなるから
です。
  
実際にF値が異なる二つのレンズの大きさ・重
さを比較してみました。
 

AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G
約85.5㎜×約110.5㎜  約755g

AF-P DX Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G
約64.5㎜×約62.5㎜  約205g
  
このように寸法が一回り大きくなるだけでなく、
重量も3倍ほどまで重くなるのです。

 
そのため同じ焦点距離でも明るいレンズに切り
替えてみると、ズシっと重くなるため、使いに
くく感じるかもしれません。
 

明るいレンズが効果を発揮する場面

明るいレンズを装着することでより一眼レフが
楽しくなるかもしれません。
 
特に場面によっては、明るいレンズが効果を発
揮するでしょう。
 

動くものを撮影する時

動くものなどシャッタースピードが求められる
被写体を撮影する時は、明るいレンズが効果を
発揮するでしょう。
 
明るいレンズはシャッタースピードを上げても、
ISO感度の調整が最小限で済みます。
 
そのため画質を維持したまま撮影が出来るので、
写りが綺麗なままの写真に仕上がります。
  

暗い場所で撮影する時

暗い場所での撮影においても、明るいレンズは
役に立ちます。
 
暗い場所で被写体を撮影する場合、以下の設定
にする必要があります。
  

  • シャッタースピードを遅くする
  • ISO感度を上げる

 
シャッタースピードを遅くすることで手ブレし
やすくなりますし、ISO感度を上げると画質が
落ちてしまいます。
 
しかし明るいレンズは通常のレンズに比べて取
り込める光の量が多いため、暗い場所でもしっ
かり写りやすいです。
  
そのためシャッタースピードやISO感度設定は
最小限の調節で、暗所でも撮影が出来るのです。
   
例として
キットレンズと冒頭で紹介したsamyang14mm
の撮り比べを紹介したいと思います。

まずはnikon 18-140mm f3.5-5.6で撮影した
のがこちら

18-140 f3.5-5.6

つぎにsamyang 14mm f2.8で撮影したもの

samyang 14mm f2.8

この2枚はどちらもレタッチソフトでの加工は
一切していません。

シャッタースピード、露出時間が同じです。

f値が明るいsamuyangのほうが星がはっきりと
浮かび上がっているのがわかるかと思います。

まとめ:明るいレンズを装着すれば写真の表現が楽しくなります

明るいレンズは高価で重くなる反面、ボケが大
きくなるなど表現の幅が広がります。
 
【明るいレンズのメリット】

  • 画質を維持したまま速いシャッタースピードで
    撮影出来る
  • ボケを大きく出来る

  
それだけでなく明るいレンズを装着すれば、最
小限の調整で様々な環境で撮影が出来ます。
 
【明るいレンズが効果を発揮する場面】

  • 動くものを撮影する時
  • 暗い場所で撮影する時

 
明るいレンズは高額で重くて扱いにくいという
デメリットもあるかもしれません。
 
しかし一本でも手にしてみると、通常のレンズ
では表現できないような写真も撮影できます。
 
せっかく一眼レフをお持ちですから、一本だけ
でも明るいレンズで撮影してみませんか。
   
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