写真の良し悪しを決める重要な要素の一つが、
写真の色合いです。
色合いが異なると、同じ景色の写真でも、雰囲
気が大きく異なります。
雰囲気が変わる設定の一つが、ホワイトバラン
スです。
ホワイトバランスをいじれるようになると、さ
わやかな写真から温かみのある写真まで、自分
の手で作り出すことができます。
そこでこの記事では、ホワイトバランスの設定
方法と選び方を解説します。
ホワイトバランスとは
ホワイトバランスとは目の前にある被写体をあ
りのままの色に修正してくれる機能です。
写真で納めると、被写体は周囲の光の色に左右
されてしまい、実際に見ているものと異なる色
に見えてしまいます。
例えばオレンジ色の蛍光灯の下で白いお皿を撮
影すると、お皿は白ではなくオレンジっぽく見
えてしまう、という感じです。
しかしホワイトバランスを設定することで、周
囲の色に左右されないように修正をかけてくれ
るので、ありのままの色で写真に残すことがで
きるのです。
この性質を利用することで、白いものを青く見
せたりすることも可能なので、雰囲気を大きく
変えられます。
ホワイトバランスの種類
ホワイトバランスには大きく5種類あります。
デフォルトではオート設定になっており、自動
で修正をかけてくれます。
オート以外の以下5種のうち選択するものによ
って、写真の雰囲気は大きく変わります。
- 太陽光
- 日陰
- 曇天
- 電球
- 蛍光灯
こちらはホワイトバランスを設定しない状態で
撮影したものです。
この画像のホワイトバランスをいじると、以下
のようになります。
↑太陽光
↑日陰
↑曇天
↑蛍光灯
一眼レフ本体によってはより細かい設定が可能
ですが、大まかにこの5種類を押さえておけば
大丈夫です。
ホワイトバランスの設定方法
ホワイトバランスの設定方法を、Nikon D7500
をもとに説明します。
カメラの「MENU」ボタンを押し、そこからホ
ワイトバランスの項を見つけ、OKボタンを押
します。
そこから好きなホワイトバランス設定を上下カ
ーソルで選択し、OKボタンを押します。
おわりに
写真を撮っていると、必ず「目の前にあるもの
と色が違う」と感じる時があります。
そういう時こそ、ホワイトバランスを設定する
ことで、被写体をありのままの色にすることが
できます。
ホワイトバランスを設定する方法は難しくあり
ませんから、手持ちのカメラの設定方法を覚え
るようにしましょう。
ホワイトバランスを上手に設定できれば、写真
の雰囲気も変えられるので、より一層楽しめる
ようになりますよ。
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